今、読むべき本の見つけ方。

それは、「必要とする情報に飢えること」

そして「どんな情報を必要としているか把握すること」

 

今読むべき「本」は何か?と誰かに聞いたりインターネットでランキングを見たりすること、自分もよくやります。

 

そうやって他を当たって、自分がどんな本を読めばいいのかを探して読書をすることよりも、「自分が必要としている情報を把握すること」が、読書では大切なのだそうです。

読書をするかしないかが問題ではなく、どんな情報を自分は必要としてあるのかを自分で把握できるかどうかが問題である。

 

『無趣味のすすめ』 村上龍

とのこと。

どんな本を読めばいいか?を考えることが大事なのではない。読書をすることそのものが大事なのではない。

必要な情報に飢えていることが大事なんだ。

 

と、いうようなことが村上龍さんの『無趣味のすすめ』

無趣味のすすめ 拡大決定版 (幻冬舎文庫)

無趣味のすすめ 拡大決定版 (幻冬舎文庫)

 

に書いてあった。

 

乱読は小遣いという限界が…

乱読・多読をすすめる本を読み、下手な鉄砲数打ちゃ当たるでいくつか読んでみたが、正直はずれ(自分にとっては、だけですが。)と感じた本もいくつかあった。

 

そもそも、読書をし始めた頃は、何を読めばいいか分からなかった。今リストを開いてみても、ああ、この本に1400円は高かったなあと思うものもある。(まあ、いつか花開くときがあるかもしれませんが。)

お小遣いの範囲の読書。限界がありますし。

 

自分が今必要としている情報をきちんと把握しているときの読書スピードは、そうでない時と比べて、とても速い。また、より強くインプットされている。

 

そして、知りたいことがある、仕事や生活で今この情報を欲している!というときの読書はとても楽しい。

 

幸せな読書時間…必要な情報は「演劇」

先日、学芸会の台本を作る際、演劇のことを知ろうと思い、2冊本を読んだ。

 

演劇やろうよ!

演劇やろうよ!

 

 

演劇やろうよ!指導者篇

演劇やろうよ!指導者篇

 

ぐいぐい読めた。得たものも多かった。これを読んでいたときの感覚は、とても幸せな感じがした。喉が渇いたときに、冷たい水を飲むあの感じに近い?

 

この時は、明らかに「演劇」という情報に飢えていた。この2冊は貪るように読んだ。こういう読書の仕方が大切なのではないかと思う。

 

本を読むことそのものを大事にするのではなく、知りたい情報に飢えた状態でいることが大事、ということ。

 

小説でもなんでもきっとそうだ。自分は、重松清に飢えていないと、重松清をなかなか読み進めることができない。

学生の頃は司馬遼太郎に飢えていた。司馬遼太郎の書く歴史の地をバイクで巡ることが楽しかったからだ。

今、自分は司馬遼太郎が読めない。残念ながら花神関ヶ原のそれぞれ一巻が積ん読になっている。それは、必要としている情報ではないからだ。各地を飛び回る偉人に感情移入できないからだ。

 

ただ、著者の村上龍さんも中で述べておられるが、どんな情報を今自分が欲しているかを正確に把握することは難しい。毎回の読書がそうであるわけではない。

 

常にアンテナを張り、必要な情報に関わるメモを生活の中で漏らさずにとり、自分の中に読書を通して落としていくことが大切と感じた。

 

じゃあ、今自分が飢えている情報は?

そうすると、今の積ん読リストは

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

 

 

教育の力 (講談社現代新書)

教育の力 (講談社現代新書)

 

 

プロトレイルランナーに学ぶ やり遂げる技術

プロトレイルランナーに学ぶ やり遂げる技術

 

うーん、本当に今必要としている情報ではない!

不必要ではないが、「飢えている」というほどではまだない!!

この積ん読を消化することに重きを置くのではなく、自分がいったい今何を必要としているかを考える。また、その気付きの手がかりとなるモノやコトとの出会いを見過ごさない。

じゃあ、なんだ。今飢えている情報は何だろう…と考えた。

 

わかった。「上手なブログの書き方」「上手な文章の書き方」だ。

さあ、すぐにamazonだ…。

まじめに教育の力を考えている場合ではない…。AIのことを学んでいる場合ではない…。プロトレイルランナーにどうしても今学びたいわけではない…。今はそんなことに飢えてはいない…。今知りたくて仕方がないのは、どうしたらもっと上手に文を書けるか、ブログの質を上げられるかだ…。

 

 

今読むべき本の見つけ方。

自分の必要としている情報に飢えること。

その情報を把握すること。

 

『無趣味のすすめ』村上龍さん。

とても素敵な本でした。